マルチウィング製造の流れ
機械加工
通常のボス付インペラを製作する場合、旋盤による軸穴加工、キーシーターによるキー溝加工、引き抜き用の穴やセットスクリューのためのボール盤による穴加工を行います。
組立作業
ブレードを所定の角度に設定し、ハブに挟み込み、ボルト・ナットで締付を行います。ついで必要な場合には、ボスも同様にボルト・ナットで組み立てます。
切断加工
組立が終わると、バンドソーによるブレードカット(切断)を行い,所定のインペラ径に調整します。インペラ自体を回しながら切ることで、真円に切断することができます。
バランス調整
インペラの加工・組立が終わると、バランシングマシーンでインペラの釣合良さを修正します。弊社では、JIS B 0905で規定されている回転体の釣合良さである「G6.3」を標準にしています。
梱包作業
インペラの製作が完了し、出荷前検査をパスすると、梱包作業を行います。配送中にインペラが傷つかないように、厳重に梱包しています。